必見!赤ちゃんのミルク量とポイントをわかりやすく解説
- Haruka Kobayashi
- 4 日前
- 読了時間: 5分
更新日:9 時間前
1. はじめに
赤ちゃんの成長は、特に新生児期(生後0日から生後28日未満)においてとてもに重要な時期です。この時期に必要な栄養を与えることは、健康な成長と発達を促すために欠かせません。
特にミルクは、赤ちゃんにとって最初の栄養源であり、成長に必要な栄養素を豊富に含んでいます。ミルクには以下のような重要な栄養素が含まれています。
タンパク質: 筋肉や臓器の成長に必要です。
脂肪: エネルギー源であり、脳の発達に重要です。
ビタミンとミネラル: 免疫力を高め、全体的な健康をサポートします。
上記の栄養素に加えて、母乳は免疫物質を含んでいるため、感染症から守る役割も果たします。
厚生労働省が10年周期で実施している「乳幼児栄養調査」によると、混合栄養を含め、ミルクを利用している割合は生後1ヶ月頃は約50%前後となっています。
母乳・ミルクそれぞれに利点がありますが、今回は約半数の方が利用するミルクに着目してお話していきます。
2. ミルク量の目安
まずはじめに、必要なミルク量の目安と計算方法についてご紹介します。
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不安な点や疑問がある場合は、必要に応じて医療専門家に相談することをお勧めします。
赤ちゃんが空腹のサイン(泣く・手を口に持っていく等)を示したタイミングで授乳ができると良いですね。
\ここでひとこと!赤ちゃんのサインってなにがある??/
実は赤ちゃんは全身でいろんなサインを出してます。そんなサインの例をまとめました。
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3. ミルクを与えるときのポイント
次に、飲ませ方や体勢、赤ちゃんが寝てしまう、吐く、飲まない場合の対処法について詳しく解説します。
飲ませ方と体勢
赤ちゃんにミルクを与える際の体勢は、赤ちゃんと与える側の両方にとって快適であることが重要ですが、赤ちゃんをしっかりと抱きかかえ、頭を少し高くして飲ませると、飲みやすくなります。また、赤ちゃんの体を与える人の体に密着させることで、安心感を与えられます。
哺乳瓶を少し傾けて、乳首にミルクが常に満たされるようにします。そして、赤ちゃんが自分のペースで飲めるように、無理に飲ませず、休憩を挟むことも大切です。
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赤ちゃんが寝ちゃう場合の対処法
飲んでいる途中で疲れてしまったり、くわえていると安心するといった理由で、赤ちゃんがミルクを飲んでいる最中に寝てしまうことはよくありますよね。体重が増えていて、1日量が飲めている時はそのまま寝てもらっても大丈夫です。もう少し飲んでほしい時は、以下の方法を試してみてください!
①軽く背中をトントン②体勢を変える③手足やほっぺに優しく刺激を与える
吐く場合の対処法
赤ちゃんは、胃の構造上食べ物が逆流しやすく、授乳の際に空気を一緒に飲み込むことで吐き戻しをしやすい等の理由から一般的に少量吐くことは心配ありません。吐き戻す時は以下の方法を試してみてください!
①飲ませる量を調整②授乳後の体勢を縦抱きにしてゲップを出やすくする
注意:吐く頻度が高い場合や、吐いたミルクに血が混じっている場合は、すぐに医師に相談しましょう。
飲まない場合の対処法
赤ちゃんの気分を確認: 赤ちゃんが眠い、機嫌が悪い、またはお腹がいっぱいな場合、ミルクを飲まないことがあります。
授乳の環境を整える: 静かで落ち着いた環境を作ることで、赤ちゃんがリラックスしやすくなります。
哺乳瓶や乳首を変える: 哺乳瓶や乳首の形状や素材が赤ちゃんに合わない場合もあります。異なるタイプの哺乳瓶や乳首を試してみることも一つの方法です。
赤ちゃんとの授乳タイムは、親子の絆を深める大切な時間です。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、少しずつ慣れていくことで、よりスムーズにミルクを与えることができるようになります。
4. ミルクの温度と作り方
次に、ミルクの作り方について解説します。適切な温度でミルクを与えることで、赤ちゃんが快適に飲むことができ、消化もスムーズになります。
一般的に、赤ちゃんに与えるミルクの温度は、体温に近い約37℃が理想とされています。手首の内側に少量出したときにわずかに暖かく感じる程度です。
では、実際にどのように作るのが良いのかを説明します。
①手を洗う: 清潔な手で作業を始めましょう。
②器具を消毒する: 哺乳瓶や乳首は消毒したものを用意します。
③水を用意する: 煮沸した水を使用します。(70℃以上)
④粉ミルクを計量する: 使用する粉ミルクのパッケージに記載されている指示に従い、適切な量を計量します。
⑤粉ミルクを溶かす: 計量した粉ミルクに煮沸した水を加え、乳首やカバーをつけて円を描くようによく振ってしっかりと混ぜます。
⑥温度を確認する: 水に浸すなどしてミルクが適温になっているか、手首の内側に少量出して確認します。わずかに温かいと感じる程度が理想です。
5. まとめ
赤ちゃんにミルクを与えることは、大切な育児の一部です。ミルクを飲むことで、赤ちゃんは成長し、健康を保つための栄養を得ることができます。授乳やミルクの準備に関する疑問や不安を理解し、必要な情報を手に入れることで、安心して赤ちゃんとの時間を楽しむことができます。赤ちゃんのペースに合わせて、愛情を込めてミルクを与えながら、育児を楽しんでいきましょう。
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